amazarashiの歌に気持ちをつかまれる
ある人に教えてもらったamazarashiというバンド。
私はこの10年ずっとミスチルが好きで、それ以外は興味がなかった。
ミスチルの歌を毎日のように聞いて、ライブに何度も足を運んで、年々ファンの熱量が増していた。
去年の30周年ライブの時(今頃)はピークで、ミスチルのことしか頭になかったかもしれない。
そんな私が、あるきっかけでamazarashiというバンドに出会った。
何気なくその歌をamazon primeで聞いた時の衝撃は忘れられない。
リモートワーク中にスマホから流れてくる、amazarashiの歌詞。
私は仕事どころではなくなって、スマホに表示される歌詞に見入った。
言葉の一つひとつがグサッグサッと心に刺さるという衝撃は、今まであまりない経験だった。
最初はそのメッセージ性の強さに怯む自分もいて、好きな曲はほんの2~3曲だった。
「たられば」の自分の在り方についての想い、「失敗も後悔もしない自分は、それでも自分なんだろうか」という問いかけに共感し胸が熱くなった。
「1.0」のあなたにとって希望が見つかりますようにという願い。悔やんでもくやみきれない思いと、あこがれや希望を信じたいという思い。
その時私は心の中がとてももやもやしていて、どうしたらいいか分からない気持ちが渦巻いている時期だった。
そんな気持ちを代弁してくれているような、寄り添ってくれたような気がして。
心をわしずかみにされるっていうのは、こういうことなんだなと分かった。
そこから毎日amazarashiの曲を聴き続けて、好きな歌がどれと言えないほどに増えている。
amazarashiの歌に出会えたこと、心から感謝したい。